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指宿市について

指宿市は、薩摩半島の最南端、鹿児島湾口に位置する人口約46,822人(2005年国勢調査)、面積は149.01平方キロメートルの花と緑に溢れた食と健康のまちです。

 

東は錦江湾を隔てて大隅半島と対峙し、北は県都・鹿児島市、西は畑作地帯が広がる南九州市と隣接しています。南は東シナ海に臨み、明媚な風光を誇っています。中央部には九州一の大きさを誇る池田湖、南西部には標高924メートルの薩摩富士の別名で呼ばれる秀峰開聞岳、南部には南国ムード漂う長崎鼻、東部には潮の干満で陸続きになる、環境省のかおり百選に認定された知林ヶ島を有しています。

 

市の全域を霧島火山脈が縦断しており、世界に類を見ない「天然砂むし温泉」をはじめ、豊富に湧出する温泉に恵まれています。また、1日に10万トンも湧き出る清水に代表され、豊かな水環境を有するソーメン流しで有名な唐船峡の周辺地区は、国土交通省の水の郷百選に認定されています。

 

さらに、市内には橋牟礼川遺跡や水迫遺跡に代表される歴史的にも貴重な発見のあった遺跡が多くあり、歴史のまちとしても知られています。年間平均気温は、暖流の影響で約19度と高く、温暖で亜熱帯的な気候のため、市内にはソテツが自生し、幸せを呼ぶ熱帯蝶のツマベニチョウが乱舞する北限の地とも言われています。