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53号「でっち」[池田湖通信]

投稿日時:2009/12/06(日) 15:36

「ほけきょ」とそのままで春のこの鳥を呼びます。ウグイスと呼んだほうが早かろう。と思いますが、このように呼んでいました。それでも現在は和名「ウグイス」と呼ぶ人も多いようです。ジョウビタキはヒンカッカでした。鳴き声そのものが名前になっていたのです。方言です。子ども達は正式な名前、を知らないですから、このように呼んでいるのも致し方ないことですが、大人になっても正式和名など知らない人が多かったのです。 都会からいわゆるIターンしてきた人が指宿は喫茶店が少なくて困る。と言います。確かに少ないです。昔から...

52号、冬の使者「アカハラ」[池田湖通信]

投稿日時:2009/11/25(水) 10:20

前にシロハラをアップしました。同じ頃日本にやってくる冬の鳥です。大きさはシロハラと同じくらい。鳴き声もクワックワッ驚くとチャチャと鳴きます。一年中日本の各地で見られるヒヨドリと同じくらいの大きさです。少しヒヨドリの方がやせてしっぽが長いでしょうか。 今年池田湖周辺では柿の当たり年でした。鈴なり状態でした。私は熟柿が好きでカリウムが制限されている体にもかかわらず今年もおいしくいただきました。ご存じのように柿は秋が深まると、渋柿が緑色からダイダイ色に色付いてきます。言わば「柿色」になります。この段...

51号、冬の使者「オシドリ」[池田湖通信]

投稿日時:2009/11/13(金) 16:28

池田湖北岸の断崖に群れて羽を休めています。この鳥池田湖では警戒心がきわめて強い。昼間は断崖絶壁で羽を休めているが、もう数年前になるけれどモーターボートで接近したことがある。するとエンジン音に驚いたのか、一斉に飛び立った。 日本で群棲しているのは3,000羽くらいが多い方だそうだが、私はそのときここにも同じくらいいるのではないか?と思った。池田湖の集団越冬地は幸い陸上から見ることはできない。湖上からしか近づけない場所にあるのだ。そんな場所にしがみつくように羽を休めている。 だがこの付近に東洋一...

50号冬の使者「オオバン」[池田湖通信]

投稿日時:2009/11/11(水) 09:15

子供の頃はいなかった鳥ですが、近年増加しています。全身真っ黒く見えますがくちばしと前額が白い鳥。池田湖の水底(浅い場所)には私が子供のころ水草が生い茂っていましたが、一時期壊滅状態でした。水草は「光合成」をして酸素を生み出します。それに有機物も吸い込みます。これで水質が改善される訳です。池田湖の水は指宿市民の上水道になっていますので、近年藻が少しずつ生えるようになってきて私はしめしめとよろこんでいました。「オオバン」は潜って藻を食べます。水草(藻)が回復するのと平行するようにこの渡り鳥が増えてい...

49号、冬の使者「カンムリカイツブリ」[池田湖通信]

投稿日時:2009/11/08(日) 14:35

先日、日本列島がいきなり冷え込み、木枯らし1号が吹いた地域もあった。南国池田湖も冷えた。この時期冬鳥が続々池田湖に到着した。一号は池田湖で大きくて目立つ鳥、「カンムリカイツブリ」警戒心が強く岸辺に近づくことは滅多にないが、朝日や夕日の斜めからの光を受けるとこの鳥の首から胸の部分が銀色の金属光沢にギラリと輝くのが遙か沖合でよく目立つ。 池田湖にはワカサギが多い。近年湖水の富栄養化が進行したせいか特に多いようだが、この鳥の格好の餌になっているのであろう。一体に野鳥の数が減少の中、「カンムリカイツブ...
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